より良く生きる

感情のコントロール

人間は感情の生き物とよく言われているが、まちがいではないだろう。

感情に基づく行動は、論理を外れ、自分に害をなすことが多い。

では、どう生きれば良いのか。

感情のままに生きることは、幸せではないのか。

その本質的な答えは、

感情に従って生きることは、短期的には幸せかもしれない。しかし、長期的には不幸と言える。

例えば、大好きなケーキが食べたいと思い、ケーキ屋さんに買いに行き、食べる。そして、そのケーキがおいしくて、次の日も食べたいと思う。それが毎日続くこともあるだろう。

その結果、体脂肪が増え、健康に悪影響を及ぼしていく。

また、友人にいきなり、自分が気にしていて傷つくことを言われた。それに大いに腹を立て、ついその友人を思いきり殴ってしまった。すると、その友人は頭を地面にぶつけて、動かなくなった。その後、救急車で運ばれ、入院することになった。

このように、感情的な行動の結末は、自分だけでなく、周りの人々にとっても良くないことを引き起こす。感情のままに生きていくことは、結果的に自分の幸せにつながっていないと言えるのだ。

感情には、喜怒哀楽がある。幸せにつながっていないかもしれないが、感情なしで、幸せになれるとも思えないのである。

人間は、感情なしで生きていくことも到底できない。

では、どうすればよいのか。ここで、哲学的思想が役に立つ。

感情には、程度というものが存在する。感情MAXだと、不幸を招くが、ある程度で抑えておくことができれば、それなりの幸福を得られるのだ。

過度な感情は、コントロールすることで、幸せにつながると言える。この時、別の記事で書く仏教の中道の精神が役に立つ。

また、感情には、陰と陽が存在する。それぞれ、周囲に影響を与えるものだ。

陰の感情は、負の感情とも言い、周囲を否定的にし、さまざまなものをダメにしていく。自分勝手な悪意にもつながっており、過度になれば、自分を間違いなく不幸にしていくものだ。

また、陰の感情は、キリスト教の七つの大罪を犯しやすく、自分の人生を崩壊させかねない。

7つの大罪とは、高慢・憤怒・嫉妬・強欲・貪欲・色欲・怠惰のことを指し、超過度の陰の感情である。

陽の感情は、周囲を明るくし、さまざまなものをより良くしていく。他者中心の奉仕の精神ともつながっており、他人を助けることで、周囲に仲間が集まりやすくなる。

別の記事で書くつもりだが、7つの大罪に対して、7つの美徳がある。知恵・勇気・節制・正義・信仰・希望・愛である。

結論として、感情はなくても困るが、コントロールすることが大切であるということと、陽の感情を高めることで、自分の人生をより良いものにすることができる。