自分はいったい何者なのか。
なぜ、この世界に生まれてきたのか。
その答えを知りたいと思ったことはありませんか?
その答えは、確信をもってあると言えます。
すべての人間は、存在意義をもって生きています。
つまり、生まれてきた理由があるのです。
自分の本質を知ることができた人間だけが、その答えを知ることができる。
つまり、この世界のほとんどの人は、まるで幽霊が存在するのかがわからないのと同様に
自分がなんのために生まれてきたのかを知らないのです。
では、その答えを知るためには、どうすればよいのか。それは、、、
自分の本質を知ることです。
といっても、そんな簡単に自分の本質を知ることはできません。
自分の本質を知るためには、まず、他者を知ることが大切です。
人間観察などを徹底的に行い、仕草や行動、歩き方、顔の動き、特徴をよく見る。
最低でも1000人以上は、観察したほうがよいでしょう。
私は、駅前のカフェでよく観察していました。
他者の人格の本質まで見ることができれば、自分の本質を知るためのステージに立つことができます。
次に、自分の性格をできる限り紙に書きだします。(最低100人格)
その中で、しっくりくる人格を10個に絞ります。(サブ人格)
また、親しい友人などに自分の性格を聞き出し参考にします。
さらに絞り込んだ人格からイメージできる一つの人格を見つけ出します。
それが、第一の本質です。
自分の本質がわかる時点で、自分が何をするためにこの世界に存在するのかの答えがでます。
ここまでの作業には、かなりの集中力を必要とするため、集中力の低い人間には、自分の本質を知ることは、できないでしょう。
高い集中力を持つ人間であったとしても、至難の業です。
しかし、その価値は十分にあると思います。
普段の自分を構成しているサブ人格が、自分の本質のヒントになっています。
どんな人間にも、良いところと悪いところがあり、良い人格だけを持つ人間は、存在しません。それは、人によって見方がかわり、良い性格の定義が異なるからです。
どんな人間にも存在価値がある。意味を持って生まれてきている。
だから、命は尊いのです。
だから、人は、協調性が必要なのです。
最高の人間もいなければ、最低の人間もいないのです。
価値基準のちがいがあるだけなのです。
しかも、人間は年齢を重ねることで、その性格にも変化が起こります。
常に同じ性格で同じ人間もいないのです。常に成長し変わっていくのです。
自分を知ることで、いずれ自分を認めることができるようになります。
自分を認められると、自分を信じることができるようになります。
自分を信じることができると、他人も信じることができるようになります。
つまり、すべてより良くなっていくのです。
すべての人は、その本質に関係なく、人のために生きるために存在しています。
自分は、何をして、人のために生きるのかを知ってもらいたい。
それが、分かれば、悔いのない人生を歩むことができ、幸せになれるでしょう。